またも久しぶりのレッスンだった
|
バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 ロ短調 前奏曲とフーガ(使用楽譜)
モーツァルト/アダージョ ロ短調 K.540(使用楽譜)
水曜夜に師匠のレッスンがあったんだけど、翌木曜の早朝から会社の宿泊研修に出かけたので、レッスンのまとめをブログに書けなかった。過去記事を読むと、前回のレッスンは7月初旬だった。実に3か月ぶりだ。
さて、「レッスンを始めましょう」と、平均律の前奏曲を弾き始めたがまったく弾けない。指の支えが効かないのだ。よくよく考えると、グランドピアノに触れたのも、実に前回のレッスン以来。また、人前で弾いたのは2月のアマコンの入賞者演奏会だ。2013年も四分の三を過ぎて振り返るに、ピアノをやり直してからの6年間で一番、ピアノから距離を置いた年になりそうだ。
あまりに弾けないので、指の支えのメトードを師匠とやり直す。「連打」「1&4」の指のメトード、ハ長調のスケール、基本動作をやった上で、平均律を弾くとずいぶんと響くようになった。
平均律の前奏曲は二拍子、テンポが速いかなと思って、師匠に相談すると、二拍子なのでこのくらいでいいんじゃないのと。この前奏曲、ちょっとテンポを上げると「おっちょこちょい」というかコミカルな曲になる。ところどころ、重心になる音について指摘があり、気をつけるようにする。
フーガは、やはり中声部に耳を傾けるようにしないとダメだと思った。あと、主題が現れたとき、ここが主題と明確にわかるくらいに意識しないと。
次に、モーツァルト。まだ、譜読みが甘い。ところどころ、間違って認識していた音があった。ただ、「モーツァルトはうさぎさんに合っているじゃない?」と。確かに、自分でも合っている気がする。
さて、ここ数年、年末の発表会は2、3曲を弾いているが、今年はモーツァルトのアダージョ1曲に絞った。12月までに追いつかないとと師匠のスケジュールを確認いただいたろころ、芸高の受験生が多くてお忙しいようだ。なんて話にまったく聞く耳を持たず、これから二週間に一度レッスンをぶち込んでもらった。
久しぶりに集中力も上がってきたし、2か月でバチッと仕上げなければ。
指の支えをつくるメトード(応用)&レパートリー15
編/金子勝子
発行/春秋社
うちの師匠のメトードの楽譜です。門下生は全員がこのメトードをやっています。基礎編もありますが、ツェルニー30番が弾ける人は応用編をおすすめします。