子ども向けストリートダンス雑感
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こんな少年少女!
ピティナのステップでは、絶対に出会えないタイプのファミリーだったので、とても新鮮でした。
下は、今年4回目を迎えた「ダンス・スタイル・キッズ・フェスティバル」(お台場)の様子。
うちの上の息子が小学生だったのはほんの5~6年前ですが、私の周囲で子どもにストリートダンスを習わせるなんて発想はなかったなぁ。1998年、文部科学省の新学習指導要領で、中学の保健体育の必須項目として「現代的なリズムのダンス」が入れられたことが、ここ数年の普及のきっかけになったのでしょうか。
私が子どもの頃、昭和(1970~80年代初頭)の「女の子のおけいこごと」は、ピアノ、バレエが圧倒的な人気を持っていました。そのベースとして、親(特にママ)の“クラッシーなライフスタイルへの上昇指向”が心の奥底にあったと思います。「ピアノがある一軒家」への憧れですね。もちろん、今でもその指向を持つママも多いとは思いますが、価値感の多様化により、子どものおけいこごとも多様化したのでしょう。
今の小学生の女の子がKPOPのミュージックビデオを見たりして、カッコいいダンスに憧れる気持ちは何となくわかります。だけど、ストリートダンスを娘に習わせるママってどんな想いがベースなのでしょう。やっぱりエーベックス系アーティストのダンスミュージックを耳にして育った人たちなのでしょうか。
ちょっと、気になったのでYouTubeでいろんなキッズダンスの動画を見てみました。郊外の大型ショッピングモールの広場で行われていることが多いみたい。
なるほど。スポーツジムが隣接した大型ショッピングモールなら、「定期的な集客」から「関連衣料・雑貨の購買促進」がスムーズに図れそう。衣料、雑貨という点では、音楽教室よりストリートダンスの方が、コンテンツとしての波及効果が大きいかも。イオンもセブンアイも子ども向けストリートダンスの普及に力を入れそうですね。
うーん、それでも私は、やっぱり娘にはピアノだな(娘、いませんが)。