二か月ぶりのレッスンへ
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今日は、ラモーの「ため息」とラヴェル「ボロディン風に」の一回目。
まず、ラモーの「ため息」。
一通り弾いて、メロディーラインの音価のバランスが悪いと。二拍子の先頭拍を意識して、左右別々にゆっくりメロディーをさらう。いったん装飾音をすべて抜いて、もとのメロディーのバランスを整えてもらった。あと、中声部の動きを歌うようにと。
次に、ラヴェル「ボロディン風に」。
右手、本来の歌の流れと付加的な音を分けないとバランスが悪くなる。それをスムーズに弾くためのメトードを教えていただく。1と5の指を鍵盤を押さえたままで、2と3と4を連打するメトード。こちらで二度ほど通すと、驚くほどバランスがよくなった。
それから、最後の左手、半音階のメロディーと歌わせ方。半音階を歌うために、運指の見直しをやった。
二曲とも、大きな修正ポイントは二つ。一か月後のレッスンまでにクリアしておきたい。
レッスン終了後、12月の発表会の曲を師匠から尋ねられたので、予定通り3曲に決めた。
ラモー/クラヴサン曲集より「ため息」(使用楽譜)
モーツァルト/ピアノソナタ K.310 イ短調 第1楽章(使用楽譜)
ラヴェル/ボロディン風に(使用楽譜)
金子勝子ピアノブログ ステップbyステップ
著者/金子勝子
発行/ショパン社
自分の先生に、なかなか訊くことができない素朴な疑問や悩みに、師匠・金子勝子先生がズバリ本音で答えています。例えば、「二人の先生につきたいが、今ならっている先生に言い出せないのですが‥‥」「自分の先生のリサイタルのとき、楽屋に行ってもいいものでしょうか‥‥」「音大に社会人入学で自信が持てない‥‥」。ぜひ!