私のブログに見る「都道府県別ピアノ力」
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最近のアクセス解析ツールというのはとても高度にできています。顧客データベースにヒモ付けると、「誰が・いつ・どこからやってきた」「どのページをどのくらい見て・行動した」「その後、どこへ出て行ったか」は、たいていわかります。データベースを持たなくても、アクセス元のIPアドレスを見ると、平日でしたら訪問者の職場まで調べることは可能です(その気になれば)。
マーケティングする側にとっては便利ですが、ユーザーにとっては気持ちが悪いといえば気持ちが悪いですね。
私のブログの訪問者の60%は検索エンジンで「ピアノ」「ピアノ教室」等、ピアノに関連するキーワードを検索した人たちです。20%くらいは、ミクシィ、ツイッター、ブログランキング、ブログ村等、ソーシャルメディアからの流入。あとの20%弱はブックマーク等行っていただいている「読者」です。ですので、90%の訪問者は、程度の差はあれ「ピアノに興味がある人」と考えていいかと思います。
ところで、この1か月間の都道府県別訪問者数を見ていてふと思いました。下は上位20の都道府県です。
全体訪問者数は約14,000人(パソコンとスマートフォンからのアクセスのみ。ケータイは除外)で、何と30%が東京都のユーザー。東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県で7,161人、実に訪問者の半分を占めることになります。
ちなみに、京都・大阪・兵庫の京阪神で1,801人、愛知594人、福岡297人となっており、周辺を含めて四大都市圏で約10,000人、約70%を占めます。
世帯収入や一人当たり所得、インターネット普及率を変数として入れていませんので、これをもって「都道府県別ピアノ市場規模」とは言えませんが、単純に「ピアノ力」というざっくりとした指標になるのでは。
アマチュアピアニストがコンサートや練習会を行いたいと考えたとき、この数値を見ると、首都圏、しかも東京で行うことのアドバンテージが見て取れます。
ついでに、市町村別ベスト20も出してみました。東京23区は市町村扱いになっています。Naniwaというのは大阪市ですね。
総人口数順位で5位の神戸市、6位の京都市よりも、11位の仙台市からの訪問者が多いのは、ちょっと意外でした。仙台市民はピアノ好きが多いのかな? ブログ「鍵盤迷走」さんから訪問者が多いのかも。