発表会のリハーサルレッスン第2弾
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いよいよ、発表会まであと5日。最後のリハーサルレッスンが、某ホールの練習室で行われた。先日のレッスンと会場は同じだが、一回り広い別の練習室だった。ピアノはスタインウェイ。
今日の私の出番は夜9時から。前はアマチュア仲間のTさん、後ろは指導者のIさん。子どもの生徒は発表会で、ショパンのスケルツォ、バラードなど、いかにもコンクール向けという曲を演奏するが、私たち大人組はちょっと玄人というかマニアックなプログラム。
Tさんはメンデルスゾーンの「前奏曲とフーガ Op.35-1 ホ短調」
私はモーツァルトの「アダージョ K.540 ロ短調」
Iさんはデュティユーの「 ピアノソナタ」
プログラムにもキャラクターが出るな。これぞ、大人のピアノの魅力。
さて、私は相変わらず、最初の一小節を何度もやり直すことに。最初のB→F#に進む「音の方向性」ですべてが決まると師匠。あと、重音のバランスに何度も直しが入った。
最後に師匠が、「この曲は技術的に簡単だけど、音楽的に弾くのは本当に難しい」と。
確かに。
最後に内田光子氏の演奏で。ドラマチック!
金子勝子ピアノブログ ステップbyステップ
著者/金子勝子
発行/ショパン社
自分の先生に、なかなか訊くことができない素朴な疑問や悩みに、師匠・金子勝子先生がズバリ本音で答えています。例えば、「二人の先生につきたいが、今ならっている先生に言い出せないのですが‥‥」「自分の先生のリサイタルのとき、楽屋に行ってもいいものでしょうか‥‥」「音大に社会人入学で自信が持てない‥‥」。ぜひ!