10か月ぶりに人前でピアノを弾いた感想&反省
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ラモー/クラヴサン曲集より「ため息」(使用楽譜)
バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 ロ短調 前奏曲(使用楽譜)
モーツァルト/アダージョ ロ短調 K.540(使用楽譜)
ふと気がついたら、ここ数年弾いているのは、ニ長調&ロ短調の曲が多い。特に意識しているわけではないが、フレンチバロックや古典派の楽曲には、シャープやフラットが4つも5つもついているのが少ないことも要因と考えられる。嬰ハ短調とか変ロ短調とかの楽曲をやると、新鮮に感じそう。
ピアノはスタインウェイが2台あって、クラシックなニューヨークスタインウェイで弾いた。私は、ここの古いスタインウェイのまろやかな響きが結構好きなのだ。
久しぶりなので、楽譜を見ながら弾いたが、弾き慣れた曲なので暗譜すればよかったと思った。というのも、楽譜を見ながらだと、どうしても姿勢が前かがみになってしまい、腰に重心がかからずいい響きが出ないような気がした。
特に久しぶりのグランドピアノなので、左手の音、特に4,5の指が入らない。速いパッセージだと、キーの底までしっかり打鍵せず、表面的に弾いている気がした。ベースが響いていないなと思って、力を入れると、今度は粗いベース音になってしまう。この3曲は、ベース音が汚くなると興ざめなのだ。
とにかく、レンタルスタジオに行くなりして、発表会までグランドピアノを弾く機会を増やさなければいけないと思った。近々、もう一度、同じプログラムで、この参加型発表会に出てみたい。
この日演奏したのは7人。いずれもアマコンやPTNAグランミューズのステージでご一緒した人ばかり。終了後、“あるささやかなお祝いパーティー”があり、シングルモルトで乾杯。そして、草食系のピアノ好き4人で記念撮影。