【練習日誌】さてフーガに取り掛かるか
|
バッハ/平均律クラヴィーア曲集 第2巻 ロ短調 前奏曲とフーガ(使用楽譜)
夜11時スタート。昨日のレッスンで指導いただいた肩の脱力をできるだけ意識してメトードをやった。
平均律二巻のロ短調は前奏曲を二度ほど通して、フーガに取り掛かる。まず1ページのみ、三声の旋律を片手で追いかける。基本、ロ短調→嬰ヘ短調→ロ短調で一声ずつ入っていくのだが、クロマティックな箇所がいくつかあり、一瞬、ここロ短調だっけ、嬰ヘ短調だっけと迷いそうになる。
フーガは、私のようなコードネームによる和声法で分析しずらいのが難点だ。
フーガ (文庫クセジュ)
著者/マルセル・ビッチ、ジャン・ボンフィス
翻訳/余田安広 監修/池内友次郎
発行・/白水社
フーガって、厳格な形式やルールを想像していないだろうか? 著者いわく「フーガとは主題、主唱からはじまる、模倣に基づいた対位法的な展開」以外の何物でもないと。すごく簡単にいうと、「最初にメロディーを歌って、次にメロディーを多少アレンジをして、属調あるいは下属調でハモッて歌えば、これもフーガ」ってことだ。以前、このブログでも書評を書きましたのでご参考に。