新しくなったシゲルカワイを弾いてみた
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先週、表参道を通った際、河合楽器に立ち寄り、新しくなったシゲルカワイを試弾させてもらった。シゲルカワイは、河合楽器のグランドピアノの高級ブランドで、今年、ニューモデルが発表されました。
師匠宅のレッスンはシゲルカワイだし、門下の発表会もカワイ表参道のホール「パウゼ」で行われるので、私にとっては身近なピアノであります。
弾かせてもらったのは、SK-3とSK-6。
ぶっちゃけの印象は「敷居が高い」。グランドピアノって、私の場合、二つのタイプに分かれます。数分間弾いて何だか自分が上手くなったように感じるタイプと、数分間弾いて、自分の下手さに落ち込むタイプ。
前者はスタインウェイのスモールコンサートグランド。後者はベーゼンドルファー・インペリアル。新しいシゲルカワイは後者でした。どこかメカニズムとしての違いがあるのかもしれませんが、私のつたない知識ではわかりません。あえていうと、シゲルカワイはスタインウェイに比べると、打鍵が深い印象があります。
ただ、ちょっと弾いた感じで、スタインウエイのようなきらびやかさはないのですが、いぶし銀のような深い響きはやはり魅力があります。「ハードルの高い淑女」といった感じでした。