映画『麒麟の翼~劇場版・新参者~』を観た
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「2012年は映画50本を観るノック」、7本目は『麒麟の翼~劇場版・新参者』。うーん、年間50本というと、一週間に一度は映画館に行かないとだめなわけで、ちょっとつらいかも。
この映画は、東野圭吾の「加賀恭一郎シリーズ」の中でも人気の小説とのこと。私は、東野圭吾の小説って読んだことないのだが、銀麦妻と長男が好きなので、家の本棚にはたんまりある。銀麦妻いわく、彼の小説は当たりと外れの差が大きい、と。
観終わった感想は「原作の勝利」。原作を読んだことはないが、きっと物語がよく出来ているんだろうなと思った。また、加賀刑事役の阿部寛ちゃんはハマっていて、殺された父親役の中井貴一も存在感があった。面白い物語、それを演じる役者の両輪がしっかりしているので、安定感のある映画だった(阿部ちゃん、映画俳優として活躍しているなぁ。山本五十六もいい役柄だったし)。
父親と息子、夫と妻、一つ屋根に住みながら、どうしてもうまくいかない家族関係、失ってからわかる大切なもの、ちょっと身につまされた。
五つ星評価で、星四つ☆☆☆☆★。